2018年5月12日、第5回鉄學―まちあるき編―を串本→新宮間で実施しました。今回は一般販売を行う、二回目の商品化ツアー(スタディ―ツーリズム)で、32名のお客さまに参加をいただきました。


今回も鉃學特製のヘッドマークとサボが設置がされた105系(2両)です。

第4回台風前日の開催でしたが、今回は天候にも恵まれ、快晴の中の催行です。沿線の18の「鉃學スポット」を順番に巡っていきます。前回も18スポットですが、異なるスポットも盛り込んでおります。

快晴ゆえ、沿線のジオ資源は絶景です。

おなじみの紀伊田原駅です。今回は「まちあるき編」ということで、近くの田原海水浴場に移動します。途中にあった「津波避難タワー」も、参加者の皆さんにとっては珍しいようで、写真をたくさん撮られていました。

田原海水浴場では、おなじみの地元素材をふんだんに使った「特製鉃學ジオ弁当」をいただきました。

食後には田原海水浴場にて、和歌山大学の此松先生による「南紀熊野のジオ資源に関する解説」や鉃學事務局による串本町のトピックについての解説もありました。

鉃學列車は途中のアート駅や道の駅併設駅舎にも停車していきます。

また駅の津波避難誘導設備の見学や、沿線に3か所設置されている「津波避難誘導降車台」のひとつに臨時停車し、実際に降りて避難体験もします。

紀伊佐野駅では旧新宮鐡道時代のホームを見ながら、行き違い。

鉃學のクライマックスはおなじみとなりました「実践的津波避難訓練」です。避難場所となっている地点までみんなでダッシュです。

戻ってきてからは、避難梯子の使い方講習や、普段立ち入ることができない場所からの風景を楽しんでおられました。スペインからの古道客の方に「何しているの?」と聞かれたことも。

今回は東京からご参加いただいたお客様もいらっしゃいました。遠路からご参加くださいまして、ありがとうございました。