2月29日運行「鉄學」中止のお知らせ

鉃學にご参加予定またご参加を検討されていた皆様へ

この度は「鉃學―鉄道防災プロフェッショナル編―」のお申込み誠にありがとうございました。またお申し込み検討中の方々もありがとうございます。

昨今の報道にありますように、和歌山県内でも新型コロナウイルス感染症の陽性患者が発生しております。

収束の見通しが不透明な情勢を鑑みまして、参加の皆様の健康と安全を第一に考え、今回の「鉃學―鉄道防災プロフェッショナル編―」を中止しますことをご案内申し上げます。

鉃學を楽しみにお待ちいただいてた皆様には、大変残念なお知らせとなりますが、なにとぞご理解賜りますようお願い申し上げます。

令和2年2月20日
鉄道防災教育・地域学習列車「鉃學」事務局

2020年2月29日、「鉄學 -鉄道防災プロフェッショナル編-」を運行します。

鉄學のスタディーツーリズム第3弾(鉄學としては第8弾)の鉄道防災プロフェッショナル編を2月29日(土)に串本→新宮間で運行します。

今回は、「鉄道防災」に徹底的にこだわり、津波を想定した列車からの飛び降り&非常はしごを使った実践的避難体験だけではなく、駅と駅の間に設置されている「津波避難誘導降車台」での避難体験、無人駅での津波避難誘導看板/地域の津波避難タワーの見学も行います。

詳細はこちら特設ページをご覧ください。
▼2月29日運行!鉄學-鉄道防災プロフェッショナル編-
http://tetsugaku-train.com/tetsugaku0229/

発売は日本旅行 TiS和歌山支店様を通じて行います。

どうぞよろしくお願いいたします。

津波避難の心得と風土を学ぶ列車ツアー 「鉄學 -まちあるき編-」を発売します。

2017年10月28日に実施しました「鉃學」のツアーバージョンですが、ついに第二弾が発売されることになりました。

津波避難の心得と風土を学ぶ列車ツアー「鉄學 -まちあるき編-」です。

詳細は、JR西日本様のホームページに掲載されております。

https://www.westjr.co.jp/press/article/2018/04/page_12250.html

発売は日本旅行TiS和歌山支店様を通じて行います。ホームページは4月13日より公開されます。

どうぞよろしくお願いいたします。

【レポート】鉄道津波対策サミット「鉄道乗車中の津波避難と地域との訓練」

和歌山県勤労福祉会館プラザホープで11月4日、防災・日本再生シンポジウム 鉄道津波対策サミット「鉄道乗車中の津波避難と地域との訓練」が開催されました。鉄道関係者や一般の方約130人が集まりました。

鉄道乗車時の津波対策・避難方法の普及は、鉄道を利用する人に広く渡る重要なテーマです。
今回のシンポジウムでは、2011年3月11日に発生した東日本大震災で大きな被害を受けながらも、復活を果たした三陸鉄道の事例や、各鉄道会社での津波対策の取り組み・列車からの避難方法を聞き、地域と連携する訓練の重要性について考えました。

 

 

 

 

 

基調講演では、三陸鉄道株式会社・前代表取締役の望月正彦さんが、東日本大震災当時の様子を具体的にお話くださいました。
「マニュアルには大震災が起きたときにどうすればよいかなんて書いていない。現場で見た情報と想像力をフルに使い臨機応変に対応したのがよかった」という言葉がとても印象的でした。
また、三陸鉄道では震災翌年から震災学習列車を運行しており、修学旅行などで震災について学ぶ子どもたちが増えているようです。

その後、和歌山大学システム工学部准教授の塚田晃司先生から「和歌山大学における鉄道防災・津波対策に関する研究の取り組み」と西日本旅客鉄道株式会社執行役員・和歌山支社長の伊藤義彦さんから「JRきのくに線における津波対策について」の報告が行われました。

 

 

 

 

 

後半のパネルディスカッションでは、鉄道防災教育・地域学習列車「鉄學」の考案者・西川一弘(和歌山大学クロスカル教育機構生涯学習部門准教授)がコーディネーターを務め、鹿野篤志さん(西日本旅客鉄道株式会社和歌山支社安全推進室長<当時>)、川松和彦さん(四国旅客鉄道株式会社安全推進室副長<当時>)、玉井文之さん(九州旅客鉄道株式会社大分支社安全推進室長)、水上茂秀さん(和歌山県教育庁東牟婁教育支援事務所長)とパネルディスカッションを行いました。
鉄道事業者として、避難訓練を実施する意義や地域との連携の苦労・ドラマなどそれぞれの事例をもとにお話しいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場の後方ではパネル展示や体験ブースが用意され、多くの方が興味深そうにのぞいておりました。

津波避難の心得と風土を学ぶ列車ツアー 「鉄學 —with 紀の国トレイナート編—」を販売します

「鉄學」は2016年11月のモニターツアーに始まり、津波避難訓練、串本古座高校・防災スクールと回を重ねてきました。今回はきのくに線の列車や駅舎を利用したアートイベント「紀の国トレイナート」と連携し、アートも楽しめるツアーとして販売します。

通常では体験できない「駅間停車・徐行」による解説や「列車からの避難」を学ぶことができる機会ですので、是非ともご参加ください。

1 鉄學列車の運行概要

(1)運行日   2017年10月28日(土)

(2)運行区間  JRきのくに線 串本駅(11:20発)〜新宮駅(15:15着)※列車の運行状況により予告なく変更となる場合があります。

(3)編 成   105系2両編成(貸切列車)

 

2 ツアーの概要

(1)行 程

串本駅発プランと、特急くろしお号で串本駅までお越しいただく新大阪駅発、和歌山駅発プランをご用意します。

新大阪(7:33発)・和歌山(8:51発)※くろしお1号 ⇒ 串本(11:20発)※鉄學列車に乗車 ⇒ 新宮(15:15着) ⇒ 新宮発(15:40発)※くろしお30号 ⇒ 串本(16:30発)、和歌山(18:49着)、新大阪(19:50着)

(2)内 容

鉄學列車にご乗車いただき、紀伊半島東沿岸のジオポイント解説、列車からの飛び降り&非常はしごでの避難、駅舎アートの鑑賞などを体験、お楽しみいただきます。

(3)旅行代金

【新大阪駅発着】 お一人様 13,500円  ※子ども(小学生):500円引き

【和歌山駅発着】 お一人様 11,500円

【串本駅発着】  お一人様 6,500円

※ご旅行代金に含まれるもの:往復JR代金+車内でのお弁当+国内旅行傷害保険代金

(4)最少催行人員

20名(募集人員40名)<先着順、定員になり次第締め切りとさせていただきます>

(5)ツアーの主なポイント

①津波を想定した列車からの飛び降り&非常はしごを使用した避難体験ができます

②ジオスポット/紀の国トレイナート/JRきのくに線の津波対策に関する特別講義があります。(それぞれ大学の地学研究者、トレイナート実行委員会代表、JR西日本和歌山支社安全推進室の最前線のメンバーが登壇します)

③沿線の資源や鉄道からの避難方法、きのくに線の歴史などをまとめた特製テキストブックがつきます

④アート作品のある駅に臨時停車して見学します(停車時分がわずかな駅もあります)

⑤駅間で列車が停車・徐行しますので、きのくに線絶景をゆっくり写真撮影できます

⑥地元の素材を使った「特製:鉃學ジオ弁当」・デザート「立岩巻」をお召し上がりいただけます

⑦参加者には、列車からの避難方法が記載された特製の「避難体験修了証(限定)」を贈呈します

⑧参加者には、くろしおのヘッドマークを模した手提げバック(紙製)とくろしおのストラップを贈呈します

⑨避難体験でアンケートへご協力頂いた皆様には、特製の「鉃學バッチ」を贈呈します

(4)主なスポット(沿線のスポットは合計18か所を予定しています)

①国の名勝や国の天然記念物の指定を受けている「橋杭岩」の傍で停車します(下車はできません)

②紀の国トレイナートの作品駅で臨時停車します(紀伊姫、古座、紀伊田原、下里、太地、湯川、那智)※停車時分がわずかな駅もあります

③海沿いのある地点で緊急停車し、津波を想定した列車からの飛び降り&非常はしごを使用した避難体験があります

④鉄道会社初の「津波避難誘導降車台」に臨時停車します(車内からの見学です)

⑤2011年9月に発生した「紀伊半島大水害」で被害を受けたきのくに線の橋脚部分で徐行します

⑥きのくに線の前身である「新宮鐡道」の遺構のスポットでも停車・徐行します

 

3 ツアー販売方法等

(1)発売開始日時

2017年9月12日(火)14:00~

(2)発売箇所

株式会社日本旅行TiS和歌山支店 TEL:073-436-1388

※詳しい商品内容につきましては、下記の日本旅行ホームページからご覧いただけます。

日本旅行TiS和歌山支店  http://ep.nta.co.jp/tiswakayama/

 

代表的なジオ資源・橋杭岩

「海・山・川」の恵みの味覚(特製弁当)

※写真はイメージです。

※鉃學事務局(和歌山大学西川研究室)/西日本旅客鉄道株式会社和歌山支社/株式会社日本旅行共同プレスリリース

鉄學 -串本古座高校・防災スクール編-を実施しました

2017年7月31日、串本古座高校の生徒107人と教員2人を乗せた電車で「鉄學」を行いました。

真夏の暑い日での実施でしたが、電車から飛び降り高台へ駆け抜ぬけました。

当日の様子は多くのメディアにも取材していただきました。
▼メディア実績はこちら
http://tetsugaku-train.com/media/media04/

詳細レポートは後日実績のページに投稿いたします。