2011年3月11日に発生した東日本大震災は、津波により多くの命が失われました。
もし、鉄道に乗っているときに、あのような大きな津波が起こったら、自分の命を自分で守ることができるでしょうか。
津波浸水想定区間が全線の約35%を占める「きのくに線」から、率先避難者を増やしていくことで津波被害ゼロを目指した取り組みを全国に広げたいと思っています。
鉄道防災教育・地域学習列車「鉄學」とは
「鉃學」は、鉄道に乗り紀伊半島にある歴史・文化・環境・地質・成り立ち・住民の生活を学びながら、いざという時の「列車からの避難方法」を体得し、率先避難者を増やしていくことを目的に生まれたプログラムです。 「鉄學」が生まれた…
実績
「鉄學」は2016年11月12日にモニターツアーとして、初めて行われました。 その後、3月11日に2回目を実施。7月31日には地元の高校の防災授業の一環で行われました。 2017年10月28日には、「紀の国トレイナート」…
研究実績
こちらでは「鉄學」に関する研究論文などを公開しています。 ほかの方々の研究および鉄道防災に役立てば幸いです。 ●「鉄道防災教育・地域学習列車『鉄學』の取組―津波避難の心得と風土を学ぶ―」 http://www.n-bou…